WHO ARE YOU?
Human-Centered AI Institute R&Dグループ 岩井 皓暉
- Q-1
- 経歴を教えてください。
- A-1
- 大学院で情報工学を専攻し、2020年に新卒で博報堂に入社しました。初任配属はマーケティング・テクノロジー・センターで、統計や機械学習を専門にマーケティング、メディア、クリエイティブ領域の研究開発に携わってきました。現在は、2024年に新設されたHuman-Centered AI Institute(HCAI)のR&Dグループで引き続き研究開発をしています。
- Q-2
- この領域を仕事にしようと思ったポイント/理由を教えてください。
- A-2
- 当時は、これまでの専門性を活かしながら、人や社会の課題を解決できる仕事がしたい、という漠然とした思いを持っていました。その中でも、博報堂では1つの領域に閉じることなく、多種多様な仕事に挑戦できそうな点に魅力を感じ、入社を決めました。研究開発部門を志望したのは、技術的な専門性をしっかりと磨いていくことが今後の自身の基盤になると考えたからです。
- Q-3
- 仕事内容を教えてください。
- A-3
- 主に”人とAIの協働”をテーマにした研究開発を担当しています。例えば、バナー広告のデザイン支援の研究では、現場の広告デザイナーにもご協力いただき、デザイナーと機械学習モデルが協働して広告デザインをより良いものにするための技術開発に取り組んでいます。また、学会発表をはじめ、研究成果の社内外での発信にも力を入れています。
- Q-4
- どんなチームで仕事をしているか教えてください。
- A-4
- 社内外のさまざまなメンバーと協力しながら仕事を進めていますが、特にHCAIでは、外部の研究者や有識者の方々と連携しながら研究する機会が多いです。その中で、専門的な視点や議論を踏まえたうえで、研究を計画したり、プロトタイプ開発のためにコーディングをしたり、実験を実施したりなど、実際に手を動かしながら研究全体を主導しています。
- Q-5
- 仕事の醍醐味ややりがいを教えてください。
- A-5
- まだ世の中に存在しない技術や仕組みを生み出せるところです。特に、外部の研究者と意見を交わしながら試行錯誤を重ね、アイデアや発想が徐々にプロトタイプとして形になっていく過程に大きなやりがいを感じます。また、そうした議論や試行錯誤のプロセスを繰り返す中で、学ぶことが多い点にもやりがいを感じています。
- Q-6
- 業務を進めるうえでのコツを教えてください。
- A-6
- 複数の案件を同時並行で進めることがほとんどなので、タスクや進捗状況をしっかり管理することが重要です。社内外の関係者との円滑なコミュニケーションも欠かせません。また、最近は生成AIをはじめとした技術による便利なツールがたくさん出ているので、社内で利用が許可されているものは積極的に活用しています。
- Q-7
- 今の環境では、どのような成長環境やオンボード施策があるか教えてください。
- A-7
- リスキリング支援の制度を活用してさまざまな研修を受けることができ、私自身も英会話の研修を受講しました。そのほか、書籍の購入支援や、外部有識者による招待講演、チーム内外でのナレッジ共有もよく行われており、技術的なキャッチアップも積極的に行える環境です。
- Q-8
- 会社やチームの雰囲気(カルチャー)・働き方に関して教えてください。
- A-8
- 個々の自主性を尊重する自由なカルチャーで、それぞれのメンバーにあった働き方ができる環境が整っています。また、困ったときは快く相談に乗ってくれるような、面倒見のいい人が多いなと感じています。
- Q-9
- これからの意気込みを教えてください。
- A-9
- この仕事は、博報堂DYグループの未来を創っていく大切な役割を担っていると感じています。まだ2024年に新設されたばかりの組織ですが、これからどんどん新しい研究にも挑戦していき、組織やグループの未来に貢献できるように、引き続き取り組んでいきたいと思います。
- Q-10
- 新しい仲間に向けたメッセージをください。
- A-10
- 学ぶことや探究することが好きな方にとって、とても素晴らしい環境だと思います。そういった知的好奇心を持つ方と一緒に働ける日を、心から楽しみにしています!