2023.07.19

不確実さを想像する好奇心とデータから仮説を導く思考の跳躍力

WHO ARE YOU? デジタル販促プロデューサー
大久保 塁

Q-1
ご経歴を教えてください。
A-1
2014年に総合印刷会社に入社。商品パッケージの企画・開発を中心に、プロモーション/PRや流通戦略サポートなど、一般消費財のサプライチェーンを幅広く支援していました。営業→マーケティング部門へ異動後、従来のクライアントワーク(プロデュース/戦略立案)に加えて、自社サービス開発やWebサイト運営も担当しました。22年1月に博報堂DYメディアパートナーズへ入社し、現在に至ります。
Q-2
今の領域を仕事にしようと思ったポイント/理由を教えてください。
A-2
社外活動を通じて、ブランドという概念に興味を持ち始めたことがきっかけです。中でも“自分の手で事業を拓ける可能性がある”、“ヒトの行動とデータが密接に関わり合う交点を、よく見る・考える”現ポジションに魅力を感じ、入社を決意しました。
Q-3
仕事内容や課題を教えてください。
A-3
“生活者の購買体験を豊かにすること”が真ん中にある仕事です。そのために広告主やプラットフォーマーと協働し、人と商品との出会い方をより善くする活動がミッションと考えています。一方で、“生活行動×データが紐づくほど、今まで見えなかったことが見える”代わりに、“大切だが不確実な視点”は排除されがち。そんな誤謬に陥らないよう、現場の出来事とデータの双方を見つめるフラットな姿勢を常に自分へ言い聞かせています。
Q-4
どんなチーム体制/チーム員と仕事をしているか教えてください。 またその時のご自身の役割を教えてください。
A-4
実務ではデータサイエンティストやリテールアナリスト、ストラテジックプラナーなど、多様な職種と混ざることも多い仕事です。自身はプロデュースとプラニングを(下手かつ自分なりに)繰り返しながら、出口を見つける・企てる役割を担っている感覚があります。
Q-5
仕事の醍醐味ややりがいを教えてください。
A-5
博報堂DYグループにとって重要なクリエイティビティを重んじつつ、その周囲を取り巻くビジネスの視点や洞察力を鋭く持った先輩方との議論がとても楽しいです。変化の激しい成長市場であるがゆえに、“発想で終わらせない”OS・スキルセットが日々身についている実感があります。
Q-6
仕事をする上で必要なスキル・要素を教えてください。
A-6
関わる企業・部署が多い担務なので、相手の視座で物事を捉える・考える・説明する、がベースになります。加えて、買い物という“不確実さに満ちた行動”を想像する好奇心と、“表層化したデータから仮説を導く”思考の跳躍力。この2つがエンジンになる職種です。
Q-7
会社やチームのカルチャー・働き方を教えてください。
A-7
業務で関わる大半の方が“話好き”で、この風土がアウトプットと密接につながっている会社だと感じます。また、他者のさまざまな一面を“1つのリーダーシップ”とたたえ合います。引っ込み思案の推進力もあれば、ハイテンションなフォロワーシップがあってもいい。チームで前進する文化が大きな特徴です。
Q-8
どのような成長環境や施策があるか教えてください。
A-8
一人ひとりがマーケターとしての思考を持つ(持つべき)会社です。その分、常に自分の持ち味を問い直しながら社内外でスゴい人と出会った数だけ悩み苦しむ、そんな成長環境だと感じています。
Q-9
今後のキャリアビジョン、意気込みを教えてください。 
A-9
器用貧乏にならず、かつ職種では規定しえない独自のスタンスを持ちたいです。そのため、強みと謳える領域にはとにかく知り尽くし、その立脚点からぐいぐい越境していく“いい意味でキモいヤツ”になることが当面の目標です。
Q-10
新しい仲間に向けて熱いメッセージをください。
A-10
すぐ答えに飛びつかない、ついつい疑問を抱いて検証したくなっちゃう人とお仕事が出来たら最高だと思います!