2023.07.19
専門領域における生活者としての肌感を持つ
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WHO ARE YOU?
MTC テクノロジスト
平沼 英翔
- Q-1
- ご経歴を教えてください。
- A-1
- 理系の大学院卒業後、2018年に博報堂に新卒入社しました。初任配属はストラテジックプラナー(ストプラ)として、主にクライアントワークがメインでした。ストプラとしてマーケティング業務に携わりながら、元々大学でVRを研究していた関係もあり、HAKUHODO-XRの業務にも関わっていました。2021年から現職であるマーケティング・テクノロジー・センター研究開発1Gに異動し、主にXR/メタバース関連の研究/マーケティング業務に従事しています。
- Q-2
- 今の領域を仕事にしようと思ったポイント/理由を教えてください。併せて、なぜ博報堂にしたのか、教えてください。
- A-2
- 入社動機としては、学生時代に学会で博報堂の発表を聞いたのがきっかけでした。それからネットで企業活動などを調べ、とてもワクワクできるような仕事(主にクリエイティブなエグゼキューションや大胆なマーケティング)を目にして志望しました。その上で自分の学生時代の経験や強みが活かせると社会でも活躍できると思い、テクノロジーとマーケティングの領域が活かせる現職で働くことを決めました。
- Q-3
- 仕事内容や課題を教えてください。
- A-3
- 現職では主にXR/メタバース関連の研究/マーケティング業務に従事しています。具体的にはXR技術を活用したアパレルサービスの開発サポートや、フォトリアルアバター(自分そっくりの3Dデジタルアバター)を活用した生活者の心理影響などに関する研究などです。また、メタバースを活用したいと考える企業に向けて、自社メタバースの大規模定量調査から考えたインサイトのインプットや勉強会、提案なども行っています。その他にはマーケティング指標の開発案件にも関わっています。
- Q-4
- どんなチーム体制/チーム員と仕事をしているか教えてください。 またその時のご自身の役割を教えてください。
- A-4
- 主に同じ部署のメンバー、クリエイティブ、ストプラのメンバーと一緒に仕事をしています。同じ部署のメンバーと働く場合は、ストプラ時代の経験を活かした実証実験立案や、企画立案のサポートが多いです。同部署でもバックグラウンドが異なるため、XR領域においても、各自のキャラクター/強みが適度に重なり合い、良いアウトプットに繋がっていると思います。また、クリエイティブ職やストプラと仕事をする場合は、XR/メタバースの有識者として、メタバースならではの生活者インサイトのインプットや、プロジェクト推進の支援を行っています。
- Q-5
- 仕事の醍醐味ややりがいを教えてください。
- A-5
- 2つの醍醐味があります。1つはXR/メタバースの研究領域において、未来のインサイトを考えられることです。現状の生活者の考えを分析するのも楽しいのですが、数年先の生活者の考え方を予測し、それに合わせた研究を考えられるのが醍醐味の1つです。2つ目はXR/メタバースの有識者として現場をサポートすることで、これまでにない企画が生まれ、現場メンバーから感謝してもらう機会が多いことです。やはりどんな仕事でも人と関わり感謝してもらえるのは、大きなやりがいに繋がっています。
- Q-6
- 仕事をする上で必要なスキル・要素を教えてください。
- A-6
- 1つは専門領域の基本的な知識を身につけることです。仕事を始めてから覚えれば良いと思いますが、特にメタバース/XR領域は専門用語なども多いので、基礎知識は必要になります。2つ目は知識だけでなく、その専門領域における生活者としての肌感を持つことです。メタバース領域は表面的な知識だけで専門家として語る方も多いのですが、博報堂においては、その領域に実際触れて肌感を持ち、常にその領域の生活者として関わることが大事だと思います。
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- Q-7
- 会社やチームのカルチャー・働き方を教えてください。
- A-7
- 博報堂はとても自由な働き方ができる会社だと思います。特にMTCは研究テーマも自分から立案できるため、やりたいことを仕事にしやすい環境が整っていると思います。またテレワークもできるので、自分の場合は1週間の半分くらいは自宅で作業しています。出社した時はチームメンバーと気軽に雑談したり飲みに行ったりしているので、適度なチームコミュニケーションも出来ています。
- Q-8
- どのような成長環境や施策があるか教えてください。
- A-8
- 新卒・キャリア向けにそれぞれ研修やリスキリングが用意されているのがとても素晴らしいと思っています。またMTCにおいては、部門内で各グループの研究成果などを定期的に聞ける機会が多く、最新のテック領域をインプットできる環境が整っています。所属部署では国内外への学会/勉強会参加も推進しており、単に知識をインプットできるだけでなく、現地で企業や研究者の方とコミュニケーションを取り、関係構築できる機会があります。
- Q-9
- 今後のキャリアビジョン、意気込みを教えてください。
- A-9
- マーケティング領域に3年半、現職のMTCに1年半所属しており、マーケティングとテックの知識が少しずつ蓄積されているように思っています。今後はテクノロジーの知識を活かしたマーケターとして、クライアントに対しても、売上貢献やレピュテーション獲得などのインパクトある提案を実行できる人材になりたいと考えています。
- Q-10
- 新しい仲間に向けて熱いメッセージをください。
- A-10
- “やりたいことがそこまで決まっていない人”、“生活者に興味が無い人”でも博報堂は合っているのではないかと思います。ダンスでもゲームでも、なんでも“何か好きなコト”があればそれを旗として活躍できる環境が博報堂にはあると思います。基本的にワクワクできる仕事が多いので、今ワクワクできる仕事が少ない方は、ぜひ一緒に博報堂で働いて仕事を充実できればと思っています。