2023.04.26
必要なのは、周りの人を巻き込んでプロジェクトを推進する力

WHO ARE YOU?
テクニカルプロダクトマネージャー
鳥居 宏行
- Q-1
- ご経歴を教えてください。
- A-1
- SIerに新卒で入社し、出版業界や教育業界を中心にシステム開発に携わってきました。大規模なシステム開発から、短期のアジャイル開発までのプロジェクトマネジメントを行うとともに、ネットワーク・データベースの構築からアプリケーションのコーディングなどの実務も経験してきました。近年はクライアント側の立場でシステム企画、開発に関わる機会を経て、2022年4月に博報堂に転職しました。
- Q-2
- 今の領域を仕事にしようと思ったポイント/理由を教えてください。
- A-2
- システムを活用して、クライアントの事業はどうやって成功できるのか?という想いを持ちながら仕事に関わってきました。その仕事を通じて、マーケティング戦略や事業の先にある生活者を捉える思考の重要性を感じてきました。その領域を得意にしている博報堂、また、博報堂でマーケティングシステムに関わることで、自分の経験も活かせるのではないかと思い、この領域にチャレンジしました。
- Q-3
- 仕事内容や課題を教えてください。
- A-3
- 新規事業・サービスのシステム構築プロジェクトに取り組んでいます。システム領域のコンサルティングもありますが、クライアントと博報堂の多様なメンバーが集うチームをマネジメントすることがメインの仕事内容です。博報堂が得意とするマーケティング戦略、クリエイティブ、そしてシステムをどう連携して事業成功につなげるか考えるところが難しくもあり、面白いですね。
- Q-4
- どんなチーム体制/チーム員と仕事をしているか教えてください。またその時のご自身の役割を教えてください。
- A-4
- 個がとても強いチームだと思います。様々な業界、職種から集まってきた人達がいて、それぞれが得意領域を持っていますので、仕事へのアプローチも各メンバーのやり方が尊重されています。上下関係なくフラットに仕事へ取り組める文化で、上の人から若手まで同じ目線で日々議論しています。私はプロジェクトマネジメントが得意領域ですので、それを業務で活かしつつ、組織のナレッジ強化で研修講師の活動も行っています。
- Q-5
- 仕事の醍醐味ややりがいを教えてください。
- A-5
- さまざまな人と一緒に仕事ができるので、刺激や発見が常にあり、成長を実感できる職場です。マーケティングシステムのサイクルは早いので、自分の仕事結果がすぐに成果として確認でき、成長を実感できます。また、仕事領域がとても幅広く、誰もが活躍できる環境が用意されていると思います。その環境も待つだけでなく、自ら見つけることができる裁量もあるところも魅力です。私も前職の人脈を活用して、始めている仕事もあります。
- Q-6
- 仕事をする上で必要なスキル・要素を教えてください。
- A-6
- マーケティングシステムの知識、経験も大切ですが、それよりも、周りの人を巻き込んでプロジェクトを推進する力ですね。その意味ではプロジェクトマネジメントのスキルは必要です。ただ、サービスリリースがゴールではなく、そのサービスを使って事業成功させることがゴールになりますので、クライアント目線で仕事に取り組む意識も必要です。マーケティングシステムの専門家であるので、最新テクノロジーを常に追っていくことはもちろん大切です。

- Q-7
- 会社やチームのカルチャー・働き方を教えてください。
- A-7
- とにかく自由です。良い意味で決まった型がありませんので、新しい仕事の相談がきた際には、どうやって進めようかをみんなで議論していきます。博報堂は“議論”がとても好きな文化だと思います。チーム全員が納得するまで議論するところに時間を惜しまないです。結果的に仕事のアウトプットがなかなか進まないときもありますが、全員の意識が一致してからのアウトプットは素晴らしいですし、達成感も最高ですね。
- Q-8
- どのような成長環境や施策があるか教えてください。
- A-8
- 今の職場はマーケティングテクノロジーの最新状況をチェック、把握できる環境があります。研修やセミナーなどはもちろんですが、チーム内で技術検証PoCも行ってまして、チームメンバーとの技術議論もよくやっています。また、マーケティング領域、クリエイティブ領域を学ぶ環境もあります。その研修を通じて自分の成長もありますが、人脈が広がっていき、新しい仕事にチャレンジする機会が広がっていくことも感じますね。
- Q-9
- 今後のキャリアビジョン、意気込みを教えてください。
- A-9
- システムと事業、マーケティング戦略をブリッジし、クライアント事業を成功に導ける人材を目指しています。テクノロジーは進化を続けていますが、事業、サービスにまだまだ活かしきれていない現状があると思っています。そういった状況を打破し、多くの事業成功に貢献していきたいですね。また、自分の経験値と博報堂DYグループの個性豊かなメンバがかけ合わさって、新たなサービスを生み出すことにもチャレンジしていきたいですね。
- Q-10
- 新しい仲間に向けて熱いメッセージをください。
- A-10
- 事業成長にはマーケティングテクノロジーが必須になってきています。最新テクノロジーに常に興味を持ってキャッチアップし、技術目線だけでなく、ビジネス目線で捉えることはとても大事です。この意思があれば、今は経験値が少なくても、チャレンジする機会、成長する機会は多く転がっています。システム領域だけでなく、他の領域にもチャレンジしたい人、新しいことを成し遂げたい人は合っていると思います!