2023.04.26
理系脳と文系脳を掛け合わせた自分が活きる領域

WHO ARE YOU?
マーケティングシステムコンサルタント
内海 直人
- Q-1
- ご経歴を教えてください。
- A-1
- 2015年に不動産ポータルサイトを主力事業とする事業会社に新卒入社し、営業・デジタルマーケティング・データマネジメント・HRなど幅広い職種を経験しました。その後は複数のWebメディアを展開する事業会社に転職し、アクセス解析・BI構築・ソリューション開発などデータビジネスの業務推進をリードしました。2021年に博報堂へ入社し、現在はデータマーケティング領域のコンサルティング業務を担当しています。
- Q-2
- 今の領域を仕事にしようと思ったポイント/理由を教えてください。
- A-2
- 理系脳と文系脳を少しずつ混ぜたような中途半端な自分が、逆に活きる領域だと思ったからです。データから有意な示唆を得るには理系的センスが必要と思ってますが、得た示唆をビジネスへ活かす際にはプロデュースのセンスが必要で、これを掛け合わせた人材になりたいと思いました。その中で博報堂へ入社を決めたのは“生活者発想”を掲げていたからです。どれだけテクノロジーが進化しても、生活者(ヒト)を起点にデータを扱うスタンスは不変でありたいと思っています。
- Q-3
- 仕事内容や課題を教えてください。
- A-3
- メーカー・人材・EC・金融など、さまざまなビジネスモデルのクライアントに対してデータマーケティングの戦略策定から実行策ディレクションまで一気通貫で担当しています。通常ストラテジックプラナー職は戦略・戦術の策定がコア業務ですが、データ・システム領域に関しては実装・効果測定フェーズまで担当します。他にも、ソリューション開発やセミナー開催など、全社のケイパビリティ向上を目的とした業務も担当しています。
- Q-4
- どんなチーム体制/チーム員と仕事をしているか教えてください。またその時のご自身の役割を教えてください。
- A-4
- 私の部門はキャリア入社者が多く、社内でも落ち着いた雰囲気の部門ではないでしょうか。落ち着いた雰囲気と言っても、一人ひとりのキャラクターは濃いと思います。業務面でいうと、部門全体としては幅広くマーケティングツールを扱いますが、個人によって得意分野・ツールは分かれるイメージですね。私はよくCDP・BI・広告関連のマーケティングツールを扱いますが、中でもGoogleのプロダクトに触れる機会が一番多いです。
- Q-5
- 仕事の醍醐味ややりがいを教えてください。
- A-5
- 自分でもワクワクしてしまうような分析結果やアイデアが出たときは、子供のようにすぐにプロジェクトメンバーへ共有したくなりますね。私は実践形式で学びを深めていくことが好きなので、業務の中で自身の成長を実感できると嬉しいです。そして博報堂はチーム単位でのプロジェクト業務がほとんどですので、最後にはチーム・クライアント全員でプロジェクトの成功を喜べることがやはり一番の醍醐味かなと思います。
- Q-6
- 仕事をする上で必要なスキル・要素を教えてください。
- A-6
- 前提として、データテックが好き、マーケティングツールが好き、などテックオタクな気質があると良いと思います。その上で、社内外を巻き込んだプロジェクトマネジメントをしますので、プロジェクトの各ステークホルダーの意向を汲み取りながら適切に調整し、推進する力が必要です。特にデータ・システム領域は専門用語や細かい話が多く、人に説明するのに苦労することも多いため、分かりやすく翻訳する力も重要ですね。

- Q-7
- 会社やチームのカルチャー・働き方を教えてください。
- A-7
- “粒ぞろいより、粒違い”“プロ意識”この2つの言葉は博報堂のカルチャーをよく表していると思います。多種多様な職種・価値観の人が社内にいるというのは勿論そうなのですが、ただいるだけで機能的に動いてしまうと勿体ないですよね。それぞれの専門領域のメンバーが高いプロ意識もってプロジェクトに臨み、チームに信頼がうまれ、発言に尊重がうまれ、シナジーがうまれ、高いクリエイティビティを発揮する、そんな循環を大事にするのが博報堂だと思います。
- Q-8
- どのような成長環境や施策があるか教えてください。
- A-8
- 私の部門では、さまざまなマーケティングツールについてプレイグラウンド環境を設けることに積極的で、希望するツールと試行したい要件を伝えればチャレンジさせてもらえることが多いです。個人としての意見ですが、マーケティングツールは資料ベースの概念理解ではまだ半知半解の状態で、実際に触りながら理解を進めることで業務クオリティは向上できると思っています。なので、プレイグラウンドのような自由に試行できる環境はとてもありがたいです。
- Q-9
- 今後のキャリアビジョン、意気込みを教えてください。
- A-9
- “データ活用”によって解決できる課題の枠を広げていきたいです。現状、私が“データ活用”を軸足として向き合う課題はマーケティング領域がほとんどですが、事業・経営視点で考えた時に解決できる課題もあるのではないかと思っています。コロナ以降“DX”のワードが流行していますが、実際に業務効率化やPeople Analyticsなどを検討する企業も増えている印象です。ぜひ、博報堂でもこういった領域に挑戦したいですね。
- Q-10
- 新しい仲間に向けて熱いメッセージをください。
- A-10
- “粒ぞろいより、粒違い”、この言葉にビビっときた方は、そのままENTRYボタンを押してもらって問題ないのではないかと思います。きっと“個性”や“違い”という考え方を大事にされている方かと思います。私の職種でいえば、先述の通りデータテック好き、マーケティングツール好き、など少々オタク気質な方が推奨ですが、好きに留まらずついついビジネスプロデュースまで考えてしまうような方は、もう今すぐにENTRYボタンを押してもらいたいです。