世界中の生活者をより幸せにしたい

WHO ARE YOU? ビジネスプロデューサー
大久保 沙織

Q-1
ご経歴を教えてください。
A-1
私は学生時代、イギリスとスウェーデンに留学し、世界での日系メーカーのプレゼンスの高さに感銘を受け、日本製品の良さを世界にさらに発信できる人になりたいと思い、新卒で日系の大手電機メーカーに入社しました。最初の3年間は法人営業をしていましたが、4年目で経営企画部に異動となり、営業の業務改善・売上改善のためCRMやMAの導入プロジェクトを遂行したり、CEO宛の経営レポートの作成などをおこなっていました。
Q-2
博報堂を選んだ理由を教えてください。 
A-2
経営企画部では、社長の考え方や経営戦略に沢山触れさせていただきました。もちろん100%理解できていたわけではないですが、経営層ならではの悩みやもどかしさを肌で感じてきたので、自分が何か少しでも貢献できることはないか?と考え始めました。そこで広告会社なら、多様な業界のあらゆる会社の経営層とお話する事ができるし、彼らの悩みを解決する方法の一つとして、有効なマーケティングや広告のプランを提案し実行することができるなと思いました。中でも博報堂なら“生活者発想”で、企業視点だけでなく、生活者の視点にも立つことができるため、取り組み内容のバランスが取れるなと思ったのです。またキャリア採用の説明会の際に、同じ年くらいの社員が、さまざまな業界のクライアントと向き合い、とてもイキイキと働いているのを見て、「私もここで働きたい!」と強く思ったので、応募しました。
Q-3
仕事内容や課題を教えてください。
A-3
得意先の特徴や製品について理解を深め、得意先の課題を見つけ、パートナーとして共に解決をしていく仕事です。ビジネスプロデュース職は、フロントとして得意先のスタンスや意向をよく理解し、博報堂社内のクリエイティブチームやマーケティングチームを含めた“チーム博報堂”のリーダーとして得意先の課題解決を主導する役割となります。この仕事の難しくまたやりがいのある所は、得意先がやりたい事と、社内のチームが推奨する事が一致しなかった場合、どのような形にしていくのがベストかを考え抜いて、全員が納得するものをアウトプットするところだと思います。
Q-4
どんなチーム体制/チーム員と仕事をしているか教えてください。 またその時のご自身の役割を教えてください。
A-4
チーム員がそれぞれ得意分野を持っている、“粒違い”だけどチームワーク抜群なチームです!経験豊富で何でも教えてくださる人、ITに強い人、数字の管理が得意な人など、非常にバランスの取れたチームだと思います。全員年上のメンバーですが、入社時から「大久保さんはどう思う?」と聞いてくださり、フラットな雰囲気で働くことができています。今の得意先の商材が、たまたま学生時代アルバイトして勉強していた内容に関係する事から、さまざまなお仕事を任せていただいており、年齢や経験年数、性別に関係なくチャンスを下さるこの素晴らしいチームに感謝しています。
Q-5
前職からのスキル・経験で活かせていることを教えてください。
A-5
前職ではメーカーで、今の仕事と同様、決まった得意先にソリューション営業をしていました。そのため、得意先のフロントとして相手をよく理解し、課題解決のため社内の設計部隊や生産チームを主導してプロジェクトを進行するという点は同じです。得意先からも、社内のメンバーからも信頼されなければ成り立たない仕事なので、どちらかに偏らず双方と密にコミュニケーションを取りながらバランスを取る事や、常に相手の立場に立って物事を考えるという事は今の仕事にも活かせています。
Q-6
博報堂で新しく得たスキル・経験を教えてください。
A-6
博報堂で新しく得たスキルの一つは、PDCAを短いスパンで回していく、という事です。 前職ではメーカーで、数年かけて一つのモノやサービスを作っていたことが多く、時間の動きはそれほど早くない環境でした。ですが現職では、ローンチする新製品について、1ヶ月ほどで製品の動画撮影やインフルエンサーを招待したイベント企画を行い、SNS広告も毎週生活者の反応を見ながら適宜修正していく、といった非常にタイトなスケジュール感でPDCAを回すこともあります。日々得意先の業界の動向や、得意先製品の売上傾向、各メディア媒体での流行などこまめにチェックし、プロジェクトを短期間でアップデートするスキルや習慣が身につきました。
Q-7
どのような成長環境や施策があるか教えてください。
A-7
博報堂には様々な研修やラーニングの機会があり、自ら成長したいという意志があれば本当に何でも学ぶことができるなと思いました。キャリア入社者にも、新卒が入社研修で経験する“KJ法”の研修や、広告やマーケティングの基礎を教えてくださる研修など多数用意されています。また毎年リスキリング支援があり、会社が指定する様々な講座を受講できます。私は今年デジタルマーケティングや色彩検定を受講予定で、自分の強みを広げていくのがとても楽しみです。
Q-8
会社やチームのカルチャー(社風・人・働き方など)を教えてください。
A-8
とても自由で、年齢や性別の垣根が一切ない会社です。若い女性でも手を挙げればチャレンジできる環境があり、本当に区別がなくフラットでいい会社だなと思います。さまざまな立場の方が本当によく飲みに連れて行ってくださいますし、仕事で悩んだことがあったら部長や先輩にも相談できるので、風通しがとても良いです。局での交流も盛んなので、普段の仕事では関われない方ともよくお話しできて勉強になりますし、いつも刺激をいただいています。
Q-9
今後のキャリアビジョン・意気込みを教えてください。
A-9
まずはさまざまな業界の得意先を担当して、広告会社の仕事を幅広く、そして早く覚えることが今の目標です。 その後は私の夢でもある、海外での駐在を経験したいですね。「世界中の生活者をより幸せにしたい」という想いがあるので、海外進出したい日本企業や、反対に日本に進出したい海外企業の支援を現地で行うことで、この夢を実現したいです!
Q-10
BP職応募を検討されている方に向けて、熱いメッセージをください。
A-10
明るく前向きで、急な変更などがあっても臨機応変に対応できる方が向いていると思います!あと周りの社員を見ていると、趣味がたくさんあり、オンとオフの切替が上手な方が多いです。どんな趣味も意外な所で仕事と結びついたりもするので、仕事ばかりになるのでなく、できるだけ外の世界とも繋がりを持つことも大事だと思います!色々な世界を知りながら、他人の多様な意見を柔軟に取り入れられる、そんな視野の広い方と働きたいですね。私自身、博報堂に入ったことで今とても楽しく刺激的な日々を送っているので、一緒にこのお仕事を盛り上げてくださる素敵な方が増えたら嬉しいです!